書くことが苦手な子どもも、書くことが好きになる『PriPriパレット×できるびより　凹凸書字ドリル』 -what’s new-

Style MAG

2022.02.03

What's new

紙の「魔法のザラザラ下じき®」付き！書くことが苦手な子どもも、書くことが好きになる。手指で感じる『PriPriパレット×できるびより　凹凸書字ドリル』をご紹介します。

株式会社世界文化ワンダークリエイトが発行する、発達支援雑誌『PriPriパレット』は「できるびより」（株式会社オフィスサニー）とコラボレートし、文字を書くのが苦手な子どものための手指で感じるドリル『凹凸書字ドリル』シリーズ（PriPriパレットブックス）を1月26日（水）に4冊同時発売しました。

ひらがな50音をしっかり書けることを目標とした書字ドリルが誕生！

「筆圧が弱くて濃く書けない」
「鉛筆がすべって雑な字になってしまう」

など、文字を書くのが苦手、嫌いという子は少なくありません。
凹凸書字ドリルは、そんな⼦どもたちに向けた、今までにない新しいタイプの書字学習ドリルです。

凹凸のある特殊な印刷を使い、図形やひらがなのフチをぼこっと盛り上げ、鉛筆の先がぶつかるように加工。
盛り上がりの枠内で鉛筆を動かすことで、鉛筆を思うように動かす⼒「運筆⼒」と、⼿指の器⽤さ「巧緻性（こうちせい）」を養います。

このドリルの⽬標は、ひらがな 50⾳がしっかり書けるようになること。
専門作業療法士監修のもと、手指や手首の発達に合わせ、線→図形→文字と徐々にステップアップ！
「STEP1なぞり書き編」「STEP2模写編【基本】」「STEP3模写編【ななめ線】」「STEP4・5 ひらがな・数字編」と段階に分けた、全4冊です。

凹凸書字ドリルの特徴

①図形やひらがなのフチが盛り上がった特殊凹凸加⼯に鉛筆の先が当たることで、視覚だけでなく触覚でも感じながら運筆できます。

②ひらがなが書けるようになるまでを、「なぞり書き編」「模写編（基本）」「模写編（ななめ線）」「ひらがな・数字編（難易度順）」「ひらがな・数字編（50音順）」５つのステップでサポートします。

③⽂字を書くのに必要な４つの基礎の⼒（運筆⼒巧緻性模写⼒書き順）を段階的に育てます。

④あえてイラストやあそび要素のないシンプルなドリルで、⽂字書き学習を集中的・効率的に進められます。

⑤「ななめ線が苦手」「なぞり書きは書けるけど書き写しができない」などの子どものつまずきに配慮した段階付けで、苦手意識をもつことなく学習を進められます。

凹凸加工から手に伝わる振動が、手と脳を刺激！

⼿指の不器⽤さが原因で線をなぞったり、⽂字がうまく書けない⼦は、ゆっくり丁寧に書いたり、線の途中や線の終わりで、ぴったり⽌まることが難しいことがあります。そんな子たちのために開発された「魔法のザラザラ下じき」がなんと紙バージョンなってセットに！

ドリルのシートの下に紙の「魔法のザラザラ下じき」を敷いて書くと、ザラザラの振動が⼿指や脳に伝わり、運筆のコントロールや、筆圧調整のサポートをしてくれます。

「はね」「はらい」のない、独自開発書体を採用

美しい文字を書くのに大切な「とめ」「はね」「はらい」。
しかし文字を書くのが苦手な子に、はじめから「はね」「はらい」を書かせると、結果的に読みにくい文字になることがあります。

このため凹凸書字ドリルでは「はね」「はらい」のない独自開発書体を採用しています。美しい文字よりも、まずは誰が見ても読める文字を書けることが大切なので、無理にはね・はらいはせず、線の終わりはぴったり止めるように練習しましょう。

監修：鴨下賢一
リハビリ発達支援ルームかもん代表。専門作業療法士/作業療法士(福祉用具・特別支援教育・摂食嚥下)静岡県立こども病院にて27 年間勤務。特別支援教育、福祉用具の開発などを行う。2019 年より福岡県にて障がい児通所支援事業を開始。発達が気になる子に対して専門性の高い療育や学習支援を行っている。