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上の子のおもちゃを下の子が取ろうとしたら~ママに届けたいメッセージvol.20~

0320

【ママに届けたいメッセージ】

お姉ちゃんが使っているオモチャを妹が取ろうとするとお姉ちゃんが妹をドン!としてしまう……
そんな悩みを持つママも少なくありませんが

それは、やっぱりお姉ちゃんの気持ちからしたら
「自分が使っていたものを取られてしまう」
という焦りや不安からそんな行動になるのかな、
と思うのです。

なので
「○○ちゃんに押されたら、○○ちゃん悲しいよ。」
という言い聞かせをしてもスムーズに伝わらないようなら

それはきっと
「私が不安になっているのに、私の気持ちを守ってくれないママ」
に対する不安や不満もあるのでは…と思います。

やはり
ママのことばを素直に聞けるかどうかは、
子ども自身に不満や不安がない状態でないと
難しいかなと思うのです。

なので

「押されたら相手は悲しい気持ちになるのよ」
と説明をすることは根気良く続けることが大切だと思うのですが

その前に
「オモチャを取られそうで不安なお姉ちゃんのフォロー」
をしてあげられるといいですよね!

「押したらダメだよ。押されたら次女○○ちゃん、悲しいよ。
でも○○ちゃんにオモチャ取られると思って焦っちゃったんだよね。
今あなたが遊んでいたのに、そのオモチャ取られたら嫌だもんね。→共感

ママ、○○ちゃんがお姉ちゃんのお邪魔しないように、○○ちゃんのこと
向こうで見てるからね。

ママがお姉ちゃんのこと守るから、大丈夫よ」

と、まずお姉ちゃんの気持ちに共感してあげて
そのお姉ちゃんの立場を優先させてあげてください(*^^*)

そして妹に
「お姉ちゃんのおもちゃ貸して欲しかったのよね?
面白そうだもんね(*^^*)→共感・代弁
でも今はお姉ちゃんが使って遊んでいるからお邪魔しないのよ。
お姉ちゃん一生懸命お仕事
(「お仕事」と言うと自分のしていることが大きく評価されてる
自分はパパやママみたいにすごいことをやっているんだという気になるので
子どもは喜びます(*^^*))しているんだから。

あとで、お姉ちゃんが遊び終わったら
かーしーてーって言ってみよう?

きっとお姉ちゃん
優しいから貸してくれるよ(*^^*)」

と お姉ちゃんにも聞こえるように妹にもフォロー(説明)をしてみてください。

実際にそれまでそのオモチャで遊んでいたのはお姉ちゃんですから
「その立場を守るよ」
という姿勢を見せてあげるといいと思います!

人に優しくするには
自分に余裕がないと出来ないと思うのです。

自分がママに守られてる
ちゃんとママに味方してもらえている

という安心感があると
こころに余裕が生まれ
自然と周りにもその優しさのおすそ分けをするように
なるのではないかなぁと思います(*^^*)

もし自分が一生懸命塗り絵か何かをしていて
それを友達に横から横取りされてしまい
ついあわてて友達をドン!と押してしまった時に

旦那さんに
「友達押したらダメだろ。
押されたら悲しいんだよ。
もうドンってするなよ。」

と言われても
すんなり納得出来ないかなぁと思います。

それよりも
旦那さんが
「○○が一生懸命描いてたのを取ったらダメだろ。」
と友達に言ってくれ

「お前のことは俺が守るから大丈夫。
友達も悪気はないから許してやってくれな。」
と自分の立場や気持ちを守ってくれたら。。。
嬉しくないですか(*^^*)?

そしてもしかしたら
自分の気持ちを守ってもらえたことで
「。。。いいよ?少しなら使っても(*^^*)」

なんてことを言える気持ちの余裕まで生まれるかもしれないですよね(*^^*)

これだけがすべてではないので
本当に色々試行錯誤してみるしかないかもしれませんが

ちょっとお姉ちゃんの気持ちを汲んであげる説明や行動をすると
何か変化があるかもしれません(*^^*)

上の子に
「下の子と一緒に遊んで欲しい」
「下の子(他の子)におもちゃを貸してあげられる優しさを持って欲しい」
という思いはどんなママでも抱く願いだと思うのですが

おにいちゃん・おねえちゃんになったからといって
急に何もかも我慢出来たり
相手への思いやりに満ち溢れるわけではありません。

上の子だって 1人の子ども。
頭ごなしに
「おねえちゃんなんだから我慢しなさい」
「おにいちゃんなんだから貸してあげなさい」
ではなく

その立場や気持ち
遊んでいる時間やテリトリーは守ってあげることが
まずは大切かなぁと思います。

そして
上の子だけでなく
下の子へのフォローも同じくらい大切なので、

「おねえちゃんは今は1人で遊びたいんだって」
「これはおねえちゃんが今使っているおもちゃなんだよ」
という
上の子がまだうまく説明しきれない気持ちを
代わりにママが代弁して下の子に伝えてあげましょう。

「おねえちゃんと一緒に遊びたかったんだって」
「おねえちゃんのおもちゃ楽しそうだもんね。
終わったら貸して欲しいって」と
下の子の気持ちも代弁して上の子へ渡してあげることで

お互いに見えない気持ちが少しずつ見えて
相手のこころの距離感がつかめてくるのではないかなぁと
思っています!

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※LICOさんのご了承のもと、ブランシェス編集部にて編集させていただいております。
出典元:LICOさんの公式ブログ
「子どものこころが穏やかに育つ魔法の育児法」
http://ameblo.jp/licolily/entry-11993843049.html


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