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好き嫌いのある子どもに対応する方法とは? ~ママに届けたいメッセージ Vol.424~

パンを食べる男の子

食が細い。
野菜が嫌い。
同じものしか食べない。

子どもの食に関する悩みを持つママは
少なくありません。

栄養のことを考えると、
なんでもバランスよく食べてもらいたいですよね。

では、好き嫌いのある子どもに対して
どう対処すればよいのでしょうか?

好き嫌いをなくすよりも前に覚えておきたいことがあります。
それは、
「多少の好き嫌いはOK」ということ。

偏った食べ方をすると、
栄養面、健康面で支障がでるかもしれませんが、
食べられない食べ物が少しくらいあっても問題ありません。
それを無理に食べさせる必要はないのです。

それよりも大切なのは、
楽しく食事をすること。

コロナ禍で、子ども達も黙食が徹底されるようになりました。
以前はお友だちと顔を合わせて、
おしゃべりしながら食べていた給食も、
全員が同じ方向を向き、
パーテーションに囲まれながら
黙って食べるスタイルがまだまだ多いのが現状です。

コロナ禍においては、
それも仕方のないことかもしれません。

しかし、本来、食事は、みんなを笑顔にするもの。
楽しい時間なはずです。

多くの人が集まる学校では
食事スタイルも制限されるかもしれませんが、
せめて家では、
楽しく食事をしませんか?

「お皿に〇〇が残っているから、全部食べなさい!」
と叱っていては、
楽しい時間にはなりません。

無理をさせず、
食べられるものを、美味しくいただくことが大切なのです。

とはいえ、やっぱり好き嫌いなく食べてほしいというのであれば、
小さく切ってみたり、
味付けを変えてみたりと、工夫しましょう。

特に小さなお子様は、
見た目が変わるだけで食べられるようになったりもします。
星型やハート型の人参だったら食べられる、という子どももいます。

そして、もうひとつの秘策が、
子どもと一緒に料理をすること。
苦手なものでも、
自分で料理をすることで食べられるようになった、とはよく聞く話。

苦手なものを無理に食べさせるのではなく、
どうしたら楽しく食事ができるかを考えると、
自然となんでも食べられるようになるのではないでしょうか。