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子どもが話したくなる環境 ~ママに届けたいメッセージ Vol.378~

見つめ合うママと息子

子どもは、楽しいこと、嬉しいことがあったとき、
「あのね、あのね!!!」
と、一生懸命に話してきます。
ときに話があっちに行ったりこっちに行ったり、
支離滅裂だったりで、
「結論は?」
と言いたくなったりします。


特に小さな子どもは
頭の中に話したいことがたくさんあるのに
それをうまくまとめられないことがあります。
何度も同じことを繰り返し言ったりすると、
つい、
「こういうことよね」
と、口をはさみたくなります。


でも、子どもとの会話で大切なことは、
親が子どもの話をじっくり聞くこと。

子どもが話そうと思っていることを、
最後まで、口をはさまずに
聞いてあげましょう。


結論を急いだりせず、
また、途中で質問攻めにしたりせず、
子どもが話し終えるのを待ちましょう。

子どもの話をじっくり聞くと、
子どもの心は安定します。
自信もつきます。

逆に、途中で口をはさんだり
否定したり、意見を言ったりすれば、
子どもは、「親に話しても否定される」
と感じて、
この先、いろんなことを話してはくれなくなるでしょう。

子どもも成長すると
だんだんと口数が少なくなることもあります。
家族との会話も減ってきたなと感じることもあるでしょう。
親と会話してくれない、と思ったときは、
話す環境が整っているか、
考えてみましょう。

子どもが何かを話そうとしたとき
それを受け入れる態勢はできているでしょうか。

まずは、子どもの話を最後まで聞く。
親の意見は、
子どもの話を「なるほどね」と受け入れた後に、
「こんな考え方もあるけれど、どう思う?」
と問いかける形で伝えてみましょう。

これらを意識することで
親子のコミュニケーションの質は
ぐっと上がるはずです。