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“負けず嫌い”を成長に繋げる方法とは?~ママに届けたいメッセージ  Vol.349〜

よろこぶ男の子

人と競争することが嫌いな子、苦手な子もいますが
「僕の方が早かった!」
「私の勝ち!」
と、小さなことで競争心を燃やす子どもはたくさんいます。

お友だちとゲームをしていて、
負けてしまうと不機嫌になる子どもがいます。
自分が負けそうになると遊んでいたボードゲームをひっくり返したり、
「もう止めた」と、突然終わりにしたり。
そんな負けず嫌いな子どもに、親はハラハラすることでしょう。

人は誰も、負けてもいい、などと思っていません。
むしろ、みんな、負けたくない、絶対勝ちたいと思っているはず。

誰かと競い合うだけではなく、
自分自身と戦ったり、
自分の過去と競ったりすることもあります。

この、誰かに、あるいは、自分に勝ちたいという気持ちは、
とても前向きなもの。
もっともっと上を目指したいという強い思いからくるものです。

負けず嫌いは決してネガティブなことではなく、
成長には必要なことです。

大切なのは、負けたとき、悔しいと思うとき、
その悔しさをどこに向けるかということ。
負けた相手にその負の感情をぶつけるのではなく、
自分自身を見つめ直すきっかけになれば
それは成長へと繋がります。

負けず嫌いな子どもに対しては、
そのネガティブな感情を、
向上心へと導いていくのが
親ができるサポートなのではないでしょうか。