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「〇〇しなさい」と指図するより効果的なこと ~ママに届けたいメッセージ  Vol.328〜

勉強を子どもに教えるママ

ご飯を食べなさい
歯を磨きなさい
服を着替えなさい

小さい子どもに対しても
毎日〇〇しなさい、の連続です。

大きくなれば
口出しするのも減るかもと思いきや
勉強しなさい
早く寝なさい
と、やはり
“しなさい攻撃”は収まりません。

では、〇〇しなさい、と言われた子ども達の様子は
どうでしょう。

気持ちよく、次の行動に移せていますか?

もしかすると
〇〇しなさい、と言われればいつもすぐに
「はい!」とお返事して
何かを止めたり、すべきことをやったり
できる子もいるかもしれません。

でも、多くの子どもは、
大なり小なり、
不満を抱えながら、
ときに親と衝突したりして
イヤイヤながら言われたことを行っているのではないでしょうか。

子どもはよく、
「今しようと思っていたのにー」
「言われなければしようと思ったのに」
と、言い訳します。
それが100%ホントとは思いませんが、
でも、親に「〇〇しなさい」と言われた途端、
モチベーションが下がるのは事実のような気がします。

では、「〇〇しなさい」の代わりに
何と声をかければ良いのでしょうか?

ひとつの方法は、
子どもが今行っていることをまず認める、ということ。
例えば、ご飯を食べてほしいと思っているのにブロック遊びをしている子には、
「ご飯を食べなさい」よりも前に、
「すごい! かっこいいブロックのお家ができたね!」と一言を。

親に認められたことで、子どもは満足し、
次のステップに移れるものです。

「〇〇しなさい」と言いたい気持ちをグッと押さえて、
そのとき子どもが夢中になっていることを理解し、
認め、褒めることで親子共に気持ちよくいられるはずです。