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子どものお友だちとのトラブルの対応はどうする?~ママに届けたいメッセージ  Vol.323〜

姉妹

幼稚園や保育園に通うようになり
交友関係が広がることは
嬉しいこと。

お友だちと楽しく遊ぶ子どもを見て
微笑ましく思うことでしょう。

と同時に、
喧嘩や小さなトラブルも避けて通れなくなります。

おもちゃの貸し借りをめぐって、
遊具を使う順番をめぐって……
大人にとっては、小さなことで
「そんなの、譲ってあげなさいよ」
と、その場をやり過ごすのが吉だと思ってしまいます。

でも、子どもにとっては、
使っているお砂場セットを今誰にも貸したくないと思うし、
一番にすべり台を滑りたいと思うものなのです。

そんなとき、親はどう対応すれば良いのでしょうか。

まず、最も大切なのは、親が介入しすぎないこと。

子ども達には子ども達の世界があります。
親が口を挟まなくても
子どもはちょっと言い合ったりしながら
友だちとの関係を学んでいくものです。

基本的には子ども達に任せたいところですが、
手足が出るなど、
相手や自分を傷付けそうになったときや、
なかなかトラブルが収まらないときは
ママやパパが仲裁に入りましょう。

しかし、そんなときも、
自分の子どもに、
「おもちゃを貸してあげなさい」
「ごめんなさいって言いなさい」
と注意するのでは子どもは納得しません。

そこで、ママも少し一緒になって遊んでみましょう。
そして、ママが、おもちゃを貸してあげたり
「どうぞ」と譲ってあげたりしましょう。

子どもはその姿を見ています。
「こうしたらお友だちと楽しく遊べるんだ!」
ということを、ママを通して感じていくのです。

子どもの話や言い分も聞かずに、
「ダメでしょ」と怒ったりもせず、
子どもにどうしたら良い関係が築けるのか、
考えさせるきっかけを与えましょう。