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卒園卒業・入園入学シーズンにぴったりの絵本「くまのこポーロ」 きっと、この一瞬を大切にしたくなる一冊 -what’s new-

2018.02.24

くまのこポーロ表紙

子どもが産まれて以来、「ママじゃなくちゃ、イヤー!」と後追いされて、トイレまでついて来られ、自分のごはんも立ったまま、ずっと子どものことに追われる…なんて日々をお過ごしのママも多いのではないでしょうか。

しかし、子どもとベッタリ一緒にいられる時間は意外と短く、振り返ればしあわせな時間だったなと思える日がやがてやってきます。

卒園・卒業&入園・入学のこの時期は、そんな子離れ・親離れのシーンに出会うターニングポイント。今、この瞬間を大切にして濃密な親子の時間を過ごすことが、親子それぞれの「生きる力」になっていく。そんなことに改めて気づかせてくれる絵本です。

 

■くまの子別れについて、マタギの伝承「いちご落とし」が教えてくれること

野いちごイラスト
「くまのこポーロ」は、くまの親子の物語です。小ぐまが1才半ほどになり、子別れの時期が来ると、母ぐまは木いちごのなっているところへ連れていき、小ぐまが夢中に食べている間に姿を消す-。

この絵本は東北地方のマタギ(猟師)の間に伝わる「いちご落とし」という伝承をもとに描かれています。

その日まで、母ぐまは子ぐまへ、生きていく術を教えながら四季を過ごすのです。

おやこで過ごすページ

「人間でいうと、この子別れの時期は、何才くらいになるのでしょうか。子育て中には、小さな子離れ・親離れのシーンがたくさんあると思います。そんなときに、親子の会話がうまれるきっかけになることを願って。」と、人気の絵本作家であり、著者である前田まゆみ氏は、あとがきで語っています。

 

■ママたちの小さな子離れ・親離れシーン

子離れ・親離れシーン
成人するまでにはまだ時間があるけれど、子育て中には、小さな子離れ・親離れのシーンが、幾度となく訪れます。そのたびに、わが子を誇らしく思う反面、少しずつ手の届かない、一歩先へ進んでいくのかと寂しく思う、そんな小さなエピソードを紹介します。

独り立ちのシーン
・補助なし自転車にトライし、スイスイ自由自在に好きな場所へ向かう、その後ろ姿を見送ったとき。(5才男の子ママ)

・園に通ってたころのような送り迎えがなくなり、ひとりで大きなランドセルを背負って登校していったとき。(7才女の子ママ)

・自分の好きに遊んで、食べて、寝て、怒ってだった息子が「ママ、食べて」と、クッキーを食べさせてくれたとき。(3才男の子ママ)

・入園したてで離れられず、先生のご配慮で一日中、保育室近くで見守っていたのに、ある日突然「ママ、バイバイ、もう行っていいよ!」と、ひとり走っていく後ろ姿を見送ったとき。(中1男の子ママ)

■絵本『くまのこポーロ』の読後コメント

お母さんへのメッセージ
・「子どもの成長を見守れる時間を大切にしたいと改めて感じさせてくれる絵本。わが子はこの絵本から何を感じるかな? 成長するにつれて感じ方も変化するだろうな。親子ともにずっと大切にしたい1冊」(書店関係者)

・「ポーロがおかあさんと離れたくないと泣くシーンは、わが子の後追いの時期が思い出され、涙が溢れた。母が私の背中を見送ったように、私もいつか子どもの背中を見送る日がやってくる。そのときに自信をもって送り出せるよう、惜しみない愛情を注ごうと思わせてくれる絵本」(ブックレビュアー)

・「くまのおかあさんのような気持ちで、子離れ・親離れのときを迎えられるように、今の一瞬一瞬を、子どもと大切に過ごしたいと思いました」(5才と1才の男の子のママ)
家族で過ごす

--おかあさんは いつまでも あなたの おかあさんよ--くまのおかあさんの言葉を借りて「いつもどんなときも、私はあなたを見守っているよ」と、お子さんへ伝えたくなる一冊です。

 

くまのこポーロ
主婦の友社/1200円(+税)
さく・え:前田まゆみ
https://www.amazon.co.jp/dp/4074277158

 
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