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【片付けで子ども「やりたい」を育てる】〈親の意識改革〉

2015.04.01

子どもにとって身近な存在の親。
その親が子どもに与える影響は計り知れません。
だからこそ、一緒にステップアップ。

子どもが毎回できないように、親も毎回できなくてもいい。
自分で考えさせて、行動させる。
けれどそれは、放任主義なのではない。しつけはしつけ…

5回にわたり連載されたコラム【片付けで子ども「やりたい」を育てる】も今回で最終回です。
片付けから育つ子どもの自主性、そして数々の収納アイデア。
最終回の今回は片付けを教える、そして、子どもを育てる「親」がテーマに
インテリアコーディネーターの小島真子先生にお話しいただきました。


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【片付けで子どもの「やりたい」を育てる】
〈親の意識改革〉

“叱ったり、制限したりするのは子どもの教育にとって良くないので放任主義です”
という言葉をよく耳にします。
確かに、褒めて力を伸ばすこともできるし、自分も相手もよい気持ちでしょう。
ただ、叱らないという部分を重視して、しつけを後回しにしている親もゼロではありません。

子どもにとって身近な親の与える影響は大きいということ。
子どもが行っていることは、少なからず親が行っている部分があること。
そうした部分に向き合わず、子どものせいにしてしまっていること。

◎今日のポイント◎
「子どもを尊重する。そして、見守る」

・子どもは“自分”ではない。
自分を基準に考えずに子どもなりのペースを大切に見守る。
・子どもを一人の人間として認め、個性や性格を踏まえた上で勝手に設けている基準を取り払う。
・その都度、子どもに考えさせてあげる問いにかえる。
・自分で考えさせて、自分で決断させる。

私自身、上記のようなことはわかっていても感情が追いついてこない時期がありました。
その時に言われたのが
「子育てに真面目になりすぎてるよ」という言葉でした。

片付けの時と同じように、子どもが毎回できなくてもいいように、
親だって毎回できなくてもい いんです。
子どもと一緒にステップアップしていけたらいいのです。
楽に、自分なりの子育てをおこないればいいのです。

5日間お話しさせていただいたことは、私の実体験をベースに感じたことです。
部屋で過ごす時間を少しでも快適に。
居心地のよい空間作りを応援します。

片付けと子育ての関係を知ると、
どうしたら子どもも自分も満足でする空間になるか、色々考えますよね。
そうした試行錯誤も楽しいものです。
子どもの安心しきった顔を見ると、この空間で心地よい気持ちになっているのだなあと実感します。
いくつになっても子どもの寝顔は可愛いものです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


小島真子さんプロフ
インテリアコーディネーター 小島真子
〈プロフィール〉
laugh style-ラフ・スタイル-代表
自営の建設会社のインテリアコーディネーターの他、フリーのインテリアコーディネーターとして活動。
各種メディアへの掲載実績あり。他にもセミナー講師、執筆活動などインテリアを軸に幅広く活動中。

http://www.laugh-style.jp


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