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秋の味覚を代表する「栗」を使った、「実りの秋のフルーツ白和え」の作り方【ママと子どもの食育レシピ】

実りの秋のフルーツ白和え

山は秋色に染まり北の方からは紅葉の便りも聞こえ始めました。店先にはきのこや里芋、柿、梨、栗などの秋の味覚が顔を揃えています。

今回は、秋の味覚を代表する食材のひとつ「栗」のレシピをご紹介します。

 

実りの秋のフルーツ白和え

まず栗を蒸しましょう!!

水に浸した栗

栗の蒸し方

1. 栗はよく洗い、水を張ったボウルに入れ一晩水に浸します。

 

2. 蒸し器の下の段に半分くらい水を入れ、上の段に一晩水に浸した栗を入れ、フタをして水から蒸します。
3. 約50分蒸して火を止め、そのまま冷まします。

蒸した栗
※蒸した栗を縦半分に切って、そのままスプーンですくっても美味しく召し上がれます(お子様と、つまみ食いしちゃいましょう)

材料(4人分)

蒸し栗 ・・・・・・ 5個(約125g)
柿 ・・・・・・・・ 1/2個(80g)
梨 ・・・・・・・・ 1/2個(120g)
☆木綿豆腐 ・・・・ 40g
☆白みそ ・・・・・ 10g
☆すりごま ・・・・ 小さじ1
☆だし醤油 ・・・・ 小さじ1
☆みりん ・・・・・ 小さじ1

 

作り方

A.蒸し栗は鬼皮(外側のかたい皮)と渋皮(内側の薄い皮)をむき、8等分に切る。

渋川を取った栗

B.柿と梨は皮をむき、食べやすい大きさの乱切りにする。
C.ボウルに☆の材料を混ぜ合わせ、Bを加え混ぜ、次にAの栗をつぶさないように気をつけて手早く和えると、完成です。

出来上がり

 

栗のあれこれ知っ得情報

栗

秋の味覚の代表格

栗は秋の味覚を代表する食材のひとつ。栗ご飯や栗きんとんなどがたいへん人気で、美味しい時期は9月中旬から10月です。
ブナ科クリ属の落葉樹になる果実で、歴史は古く縄文遺跡からも数多く出土されているほど。古事記や日本書紀にも登場し、平安時代の初期には京都の丹波地方で栽培が始まり徐々に広まったとのこと。現在日本で栽培されているものは、野生のシバグリを品種改良した日本栗で、実が大きく風味がよいのが特徴です。日本栗の他に天津甘栗に使用される中国栗や、マロングラッセの原料になるヨーロッパ栗などがあります。

茹でるより蒸した方が…

栗の主成分であるデンプンの性質により、ゆっくり加熱することで糖度が増します。
このため、じっくりゆっくり加熱する蒸し調理がオススメ

また茹でるとせっかく作られた糖が水に溶けてしまいます。蒸し方やむき方はレシピ面でご紹介します。

 

日持ちがしそうだけど実は… (おすすめの保存法は)

栗は皮がかたいので日持ちがよいと思われがちですが、実はあまり保存がききません。時間が経つにつれ水分が飛び栗の実が縮んで味も落ちてしまうのです。

乾燥しないようにポリ袋などに入れて冷蔵庫へ。
できればチルド室がオススメです!! 低温にさらされると栗のデンプンが糖に変わるので甘く美味しくなるのです。鮮度のよいものはチルド室で数日保存できます。

加熱して鬼皮と渋皮をむいて密閉袋に入れて冷凍保存も可能ですが、なるべく鮮度のよいうちに美味しい旬の味をお楽しみください。

甘くて口当たりのよい柿や梨が入っているので、お子さまにもきっと喜んでもらえることでしょう。
お子さんと一緒に作って、実りの秋をご満喫ください。

 

石井郁子 プロフィール
石井郁子プロフィール写真
日本野菜ソムリエ協会認定 野菜ソムリエ上級プロ
日本野菜ソムリエ協会認定地域校 宝塚教室主宰野菜ソムリエの最高峰である 野菜ソムリエ上級プロとアロマテラピーインストラクターの資格を併せ持ち、「美」×「健康」×「食」をテーマにした食育活動を行う。
農水省、厚労省の食育講師、企業依頼のトークショー、カルチャースクール講師、大手百貨店主催の料理教室講師、レシピ提案など幅広い分野で活動。
石井郁子Facebook
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