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「nicomama」オンラインで助産師とつながれる -what’s new-

2020.10.08

「コロナ時代に安心を生む」妊娠期から助産師とつながるオンラインサービス “ nicomama ” をご紹介します。

2020年9月より提供開始となった、妊娠・出産・子育てを迎える女性と助産師をつなぐサービス「nicomama」は、 “ 妊娠期からの予防 ” にフォーカスをあてた新しいサービスです。

社会課題である産後うつ、自死、虐待やコロナ禍における妊産婦の強まる不安と向き合い、ひとりでも多くの方が安心して子育てを迎えられる社会の実現を目指しリリースとなりました。

nicomama

◆コロナ時代に求められる 新しい産前産後支援とは

日本では妊娠・出産・子育てにおいて、妊産婦を支える人や環境がその都度変化し、継続性を保っていません。

・妊娠中に暮らす場→家庭や職場
・出産を迎える場→多くが病院やクリニック
・子育てする場→家庭

妊婦の生活の中心は家庭や職場にあります。次の妊婦健診までは、気軽に相談できる場所がなく不安を抱えやすい現状です。

病院やクリニックでは、入院期間が限られる中で産後の回復と同時に育児方法を習得しなければならず、不安なく退院する方はほんの一握りではないでしょうか。

それから続く子育ては「孤育て」と言われるほど、頼り先がなく孤独を感じやすい実情があります。

 「nicomama」では、社会問題である産後うつの原因が「妊娠による心身の変化を受容していく過程に、信頼できる相談相手がいないため、不調の蓄積により心が不安定なまま育児を迎えていること」であると考えられています。

行政や自治体では産後支援に注力していますが、産後は既に不安が蓄積し、心が不安定になっている方が多いです。産後うつは、当事者がその症状に気づきにくくSOSを出せないこともあります。振り返ってみたらあの時、産後うつだったかも…という方も多くいます。

さらに、コロナ禍では、地域で活動する専門家がオンライン相談やオンライン講座を開催したり、感染症対策のもと個別訪問するなど、病院に頼れなくなった妊産褥婦の支援を行なった実情がありました。

それまで、助産師は体温を感じる距離でケアする文化がありましたが、コロナ禍の外出自粛の最中で、どのような社会情勢でも安心して新しい命を迎えられる体制を構築する必要性が明らかとなりました。オフラインとオンラインの特性をいかし、柔軟に支援する新しい体制が必要だと「nicomama」は考えています。

◆nicomamaが目指す姿

「nicomama」は “ 妊娠期からの予防 ” にフォーカスがあてられており、必要な時に必要な情報が必要な方々へ届く機会を提供し、ひとりでも多くの人が安心して子育てを迎えられる新しいサービスとなっています。

頼れる環境が希薄する社会で、人と人がつながり、人の本来持つ力や想いが心地よく通い合うことで生まれる安心を、子どもたちが生きる未来に繋げていきたいと考えられています。

◆本質的な安心を生みだす

  • おうちで学べるオンラインのプレパパママクラス「妊婦さんの学校」
  • 全国どこからでもオンライン相談ができる「助産師による無料の個別相談」
  • 専属助産師から産前産後の継続ケアが受けられる「かかりつけ助産師」

などのサービスがあり、日本の妊娠・出産・子育てにおいて「本質的な安心を生みだす」ことをテーマに、人と人のつながりや専門性ある確かな知識・ケア提供を通して、新しい命をはぐくむ過程に寄り添うサービスが展開されています。

nicomamaのサービス

◆かかりつけ助産師とは

助産師と聞くと「赤ちゃんをとりあげる人」と答える人が多いです。日本にいる助産師の8割以上は、病院やクリニックで働いています。そのため、妊娠して初めて助産師に出会う方も少なくはありません。

出産を経験した経産婦からは「陣痛中ずっと寄り添ってくれた」「産後の乳腺炎で大変お世話になった」などの声が聞かれ、ケアを受けて初めて、助産師の存在や役割を知る方がほとんどです。

助産師は、人のライフステージにおける「生と性」に関わり、身体面と心理面の両方をケアできる専門家。活躍の場は、妊娠・出産・子育て期がイメージされやすいですが、その他にも、性教育や更年期相談、家族計画指導など多岐にわたります。

助産師とは

「nicomama」では、ひとりの女性の産前産後を継続して支える助産師が「かかりつけ助産師」と定義され、妊婦が自分の「かかりつけ助産師」と出会い、暮らしの中で身近に相談ケアを受けられる環境を築いています。

「かかりつけ助産師」が妊婦の心身の不調や出産・子育てに向けた準備に寄り添い、確かな知識や経験を伝えることで生まれる安心を社会に浸透させたいと考えられています。

「かかりつけ助産師」の登録者数は半年間で200名の見込みで、全国で活躍する助産師がひとつとなり、新しい命を迎える妊婦と家族へ安心を届けます。

すべての妊婦に “ かかりつけ助産師 ” を。

妊娠期から助産師とつながるオンラインサービス “ nicomama ” 。ぜひチェックしてみてくださいね。

「nicomama」WEBサイトURL:https://nico-mama.jp/ 

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