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味噌の風味を存分に生かした”味噌床”のレシピをご紹介します

2016年のお正月は温かく過ごせましたが、暦の上ではまもなくやってくる大寒。
一年で最も寒くなる時季です。
グッと冷え込むかも知れませんね。

 

大寒 豆々知識!

霜の降りた木
古代中国で生まれた月の満ち欠けに基づいて考えられた太陽歴。
太陽歴をより正確に表したものが、二十四節気(にじゅうしせっき)と言います。
大寒は二十四節気のひとつです。

日本人でもまだまだ知らないことがたくさんあります。
「なんとなく知っている。。。。」ことも多いですね。

冬至・夏至・春分・秋分・立春・立夏・立秋・立冬など、二十四節気は日常生活で身近に触れています。

ちなみに、2016年の大寒は1月21日木曜日です。
二十四節気についてもっと詳しく知りたい方は調べてみてくださいね。
面白いですよ。

子供といっしょに「日本を知る」ことも大切な食育につながります。
なぜなら、日本には素晴らしい季節があり、四季それぞれの食材を使った文化”日本料理”があるのです。

さて、大寒の頃は水が冷たく雑菌が少ないため、昔から味噌や醤油、酒などはこの時季に仕込むとよいとされているそうです。

手前味噌作りが本来ですが、今回は味噌の風味を存分に生かした”味噌床”のレシピをご紹介します!

 

味噌の風味を存分に生かした味噌床の作り方【ママと子どもの食育レシピ No.24】

味噌床は冷蔵庫のなかった時代の生活の知恵から生まれた保存食。
日本を代表する健康によい醗酵食品のひとつ「味噌」。

醗酵食品は善玉菌を増やし腸内環境を整えてくれます。
毎日食べたい味噌は、味噌汁だけでなくこんな使い方もあるので、ぜひ試してみてくださいね!

 

味噌床の【材料】

味噌床の材料
お好みの味噌 ・・・500g
酒      ・・・180cc
みりん    ・・・45cc
砂糖     ・・・40g

 

味噌床の【作り方】

酒、みりん、砂糖をよく混ぜ、少しづつ味噌を加えクリーム状にする。
保存容器に入れ、冷蔵庫で保存する。

 

野菜を漬ける場合

1.大根、人参、きゅうりなどは、食べやすい大きさにカットし、少しの塩で軽くもみ洗って水気を拭き取る。
2.アスパラガスやごぼうなど硬い野菜は食べやすい大きさにカットし、下ゆでし水気を拭き取る。
3.食材を食品用ビニール袋、またはタッパーなどに入れ、食材全体がかぶるように味噌床を入れ、冷蔵庫で一晩置く。
4.容器から出し水洗いし、水気を拭き取っていただく。

 

肉・魚を漬ける場合

1.豚肉または鳥もも肉、魚の切り身は塩を振り30分ほど置き、水気を拭き取る。
2.食材を食品用ビニール袋、またはタッパーなどに入れ、食材全体がかぶるように味噌床を入れ、冷蔵庫で一晩置く。
3.容器から出し余分な味噌を手で拭い取り、グリルで約6分〜8分焼く。
※フライパンでも焼けますが、飛び跳ねてキッチンのお掃除が大変です!

このレシピの味噌床でかなりの量の食材を漬けることができますが、一度に全部使うのではなく、味噌床を有効利用するために、小分けにして漬け込みます。

味噌床で漬け込んだもの

味噌床は冷蔵庫で3ヶ月程保存可能です。
一度食材に漬けた味噌床は食材の水分が出てゆるみますが、2、3回は使えますよ。
特にお野菜は水分がたくさん出るので、水っぽくなってきたら味噌床を足すと良いでしょう。

たくさん味噌床を仕込んでおくと便利ですね!
子どもたちも、お野菜をボリボリ食べてくれます!

ぜひ、作ってみてくださいね!

▼画像をクリックしていただくと、動画をご覧頂けます。
味噌床動画

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講師:中島涼子さん

「今年の冬は暖冬です。。。」
夏ころに観たニュースで天気予報士が言っていましたが、本当にその通り、2016年のお正月は寒くなかったですね。
年末は新潟県にスキーをしに行きましたが、雪がない!
スキー場の方々も嘆いていました。

年始には北陸旅行へ出かけましたが、コートも邪魔になるくらいの暖かさで。。。。
地元の人も、この時期に雪がないのは珍しい。。。と驚いていました。

比較的温かい2016年スタートですが、そろそろ大寒。
子供たちと一緒に季節を感じ、日本の文化に触れ、大寒の頃には毎年”味噌床”を思い出して
日本のことを知るのも良いかと思い、今回のレシピをご紹介させて頂きました。
中島涼子マンスリークッキング パナー
~安心・安全は家庭から~~家庭料理は家族の絆を結ぶ~
2004年 LE CORDON BLUE 神戸校 菓子基礎 中級 上級コース卒
2009年 料理教室lista主催 料理研究家養成コース 卒
2009年 ケータリングプランナー 取得
2009年 ハーブクッキングアドバイザー 取得
2010年 神戸トアロードにカフェをオープン
2011年 自宅にて『記憶に残る料理教室』主宰

 

『記憶に残る料理教室』

記憶に残る料理教室では、忙しい毎日の中にも、お母さんの味を子供に伝え、
また、自分の味を見つけることで気持ちに余裕がうまれることを信じています。

 
ここぞと言う時のお母さんの得意料理。

”お母さんの味”には、お母さんの数のストーリーがあります。

食の経験は親が与える宝物。小さい頃の味覚は大人になっても影響すると言われています。
全てを完璧にする必要はありません。わたしのレシピが全てではありません。
レシピを参考に、ご自分の味を見つけにきてください!

 


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2015.9-2