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お友達との関係をどう見守る? ~ママに届けたいメッセージ  Vol.312〜

女の子に囲まれる男の子

子どもが幼稚園や保育園に通うようになり、
最初は“自分とモノ”と向き合っていたのが、
段々と“自分とお友達”という世界が広がっていきます。

お友達との関わりが増え、
家でもお友達の名前を教えてくれたり
どんな遊びを一緒にしたのかなどを話してくれたりします。

そしてそのうちに生まれてくるのが、
プチトラブル。
「このおもちゃは僕が最初に遊んでいた!」
「私が〇〇ちゃんのおとなりに座りたいの!」
という、遊びの中から発生する小さな喧嘩は
少なからずあるものです。

そんなとき、
親としては相手のことが気になり
ハラハラするもの。

すぐにでも仲裁に入りたいところですが、
子ども達の様子を見守るというのも大切なこと。

取っ組み合いの喧嘩や
傷付け合う喧嘩は
引き離す必要もありますが、
言葉で一生懸命、自分の考えを主張しあう子ども達は、
しばらく様子を見て、
子ども達自身がどんな解決策を見出してくるのかを
待つのも良いことです。

周りのお友達も、
どうした? どうした?
と、集まってくるかもしれません。
そして、「こんなときは、こうしたらいいんじゃない?」
という、アイディアを出す子も出てきます。

そうやって、子ども達は、
お友達との関係を構築していくものです。

小さな子どもの口喧嘩は、
その場限りのことも多く、
腑に落ちた途端に、
また仲良く遊び始めるなどということはよくあります。

自分の言葉で自分が思っていることを伝えられた!
最後には相手のことを考えられた!
そんな、成長の瞬間を、
温かい目で見守っていきたいものです。