2014年から東日本大震災の復興支援としてかかわらせていただいているクリスマス会に、今年も参加をしてまいりました。

 

昨年までは

2014年は、大阪の環境イベント「ロハスフェスタ」におきまして、“届けよう！東北の子どもたちへエコバック”と題して、ブランシェスのハギレで大阪の子どもたちが装飾したバッグを岩手の子どもたちへクリスマスプレゼントとして届けました。
【2014年の様子】関西の子どもたちから東北被災地の子どもたちへクリスマスプレゼント

 
2015年は本部の有志メンバーでサンゴを組み上げて作ったサンゴツリーに、沖縄の子どもたちが貝殻やシーグラスで飾り付けして完成させたサンゴツリーをクリスマス会に参加して贈呈＆リース作りのワークショップとたこ焼き作りを実施。
【2015年の様子】沖縄のサンゴツリーを無事に東北へプレゼントできました「東北クリスマス会　参加報告」

 

今年2016年は、「今まで支援頂いた恩返し」

そして今年2016年は「今まで支援頂いた恩返しとして岩手の子どもたちから熊本の子どもたちへクリスマスプレゼント作りをしたい」という依頼を受け、４０名強の子どもたちが世界にひとつのバッグを作ってくれました。

会場は、前回までは小さな公民館でしたが、年々参加人数が増え、今年は木造建築の新しい役場で開催。

 

ツリーに使われている木は本物のヒノキを数時間前に切ってきたものです。

また、去年ブランシェスから贈呈させてもらった、サンゴツリーは様々なイベントでお披露目され、このクリスマス会の前は素敵なカフェに飾られていて、ツリーの制作風景の写真や、ツリーを贈呈するに至った経緯などが記された書面や写真などが飾られておりました。

大切にしていただき本当に嬉しく思います。

 

～熊本復興応援プロジェクト☆ワークショップ～

岩手の子どもたちから熊本の子どもたちへ、ブランシェスのハギレを使ってエコバッグを作ります。

一人で2個作って、1つは自分用、もう一つは熊本の子どもたちへプレゼント。

“熊本の子どもたちへクリスマスプレゼントを届けよう～”という呼びかけに事前予約は2日で定員に達し、キャンセル待ちも出たほどです。

参加してくれた子供たちは小学生が中心で保育園児もちらほら。

実際に東日本大震災を経験した子どもたちが、熊本の子どもたちの事を想って作るバッグ。

みんな意味をしっかり理解していて、真剣な表情で一生懸命作ってくれました。

東日本大震災から、もうすぐ6年経とうとしているのに、いまだ仮設暮らしの子どもたち。
バッグには地元住田杉で作られたプレートにメッセージを書いてもらい、持ち手につけて完成。

 

“一緒に頑張ろう”

熊本のお友達を想って書かれたメッセージは涙なしでは、見れませんでした。

 

石巻のプロカメラマン齋藤伸さんが今回も写真を撮りに来てくださいました

また、今年5月に宮城県東松島市で実施した“おのくんめんどくしぇ祭り”出店時も有志で撮影してくれた、石巻のプロカメラマン齋藤伸さんが今回も写真を撮りに来てくださいました。

震災を経験した同じ痛みのわかるカメラマンが撮る子どもたちの表情は、気持ちがそのまま写真にあらわれています。 素敵な写真の数々はフェイスブックページ「ピースフルブランシェス」にも、アルバムとして掲載しています。

子どもたちの写真を見る

 

エコバックは、2016年12月17日に熊本へ届けました

このクリスマス会にかかわってくださったみなさんの想いと、岩手の子どもたちからの想いのつまった世界にひとつのエコバック。

本部でクリスマスラッピングをし、「なないろネットワーク熊本」を通じて、熊本県菊陽町の仮設住宅の中にある「みんなの家」で開催されるクリスマス会で子どもたちへ届けました。

今まで、支援される側だった東北の被災地の方々が、受け身ではなく自分たちから、熊本の子どもたちのために何かしたいと、自発的に行動を起してくれた事を今回とても嬉しく思いました。想いは繋がっていくものですね。

ブランシェスでは今後も東北地域の皆様の想いに寄り沿い、子どもたちの笑顔に繋がる活動を行なってまいります。

Photo by SHIN SAITO

---

★ピースフルブランシェスFacebookページ

☆ブランシェスオフィシャルサイト
http://www.branshes.jp/index.php

☆ブランシェス公式オンラインショップ
http://www.branshes.com/shop/top.aspx