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宮城県気仙沼大島へボランティア報告 『イオン心をつなぐプロジェクト』東日本大震災ボランティア2017

ブランシェス有志メンバー

2017年7月21日~7月23日の3日間“イオン心をつなぐプロジェクト”東日本大震災ボランティアにブランシェス本部有志メンバー4名で参加してまいりました。

イオングループは東日本大震災から10年間、被災地を支援する事をかかげており毎年、全国のグループ会社からたくさんの方が参加しています。

今回は25名の参加でした。

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今回の場所は宮城県、気仙沼大島

気仙沼大島

仙台から北上して、おのくんで有名な東松島市を通り、石巻をさらに北上したところに気仙沼があります。仙台から車で約3時間。

そこからフェリーで30分、ウミネコは、かっぱえびせんが大好きで、それ欲しさにずっとフェリーについてきます。

うみねこ餌付け

うちのスタッフ、かもめの体の事を思って、“油不使用のかっぱえびせん”持参です。

投げると、上手に口ばしでキャッチしてくれたり、手から直接食べてくれたり、迫力満点で餌付けが出来、あっという間に大島到着!!

2017年7月22日の活動内容:午前の部 小田の浜ビーチクリーン活動

ビーチクリーン活動

震災後、5回目となる海開きに合わせて、朝からビーチクリーン活動を実施しました。

この海水浴場は、遠浅で穏やかな半円形のカーブを描いた美しい海水浴場で、環境省が選定した「快水浴場百選」に選ばれており、沖縄に匹敵する、日本で二番目にきれいな海。
キレイなビーチ

震災により、大きな被害を受けましたが、たくさんの海水浴場が閉鎖状態の中、地元の方々やボランティアの方々により、震災から1年4ヶ月後にいち早くオープンした海水浴場です。

ゴミや藻、貝殻などを分別しながらの作業でしたが、当日、天気は雨予報だったにもかかわらず、この活動中はずっと晴れていて、暑かったです。

午後に、このビーチの前を通ると、たくさんの親子連れや子どもたちで賑わっておりその様子が、なぜか胸にしみました。

午後の部は、語り部さんと一緒に大島をぐるっと一周

亀山山頂からの景色
亀山山頂へも登りました。

大島は自然豊かで緑が多く緑の真珠と呼ばれている島ですが、東日本大震災で、津浪と5日間続いた山火事で島は全滅すると言われていました。

私達が、行きのフェリーでウミネコにえさをやって楽しんでいた海もプロパンガスの爆発で火の海だったらしいです。

その火が引火して、島の木も燃えてしまいたくさんの緑が失われました。

震災当初、亀山山頂からの景色は何もない茶色だけでしたが、今は6年たち、イオングループのボランティアで植えた、つつじや桜が花を咲かせるまでになっています。

橋もかかり、これからたくさんの方に是非訪れてもらいたい場所です。

ただ、開通するのは2年後。

開通は2年後になる橋

信号が、ひとつしかなかったり、道幅が観光バスが通れない幅だったり、駐車場の問題だったり、その課題を開通までの2年で解決するとの事でした。

午後の活動内容 :以前にイオンで木を植えた場所の草刈

草刈り場所

植えたら終わりではなく、ちゃんと育樹する!お手入れする事も大切!
ボーボーに生えた雑草をきれい刈るぞ!と、刈り始めたと同時にボツボツ雨が!
雷もゴロゴロ・・・。
残念ながら、危険との状況判断により中止になりました!!!

2017年7月23日の活動内容:気仙沼NPO「海辺の森をつくろう会」で植樹

植樹

朝から雨の気仙沼。

レインコートを着て、NPO「海辺の森をつくろう会」での活動。

東日本大震災で、津浪が来た時、木にたくさんの方が捕まって助かったそうです。

その教訓を生かして、海辺に木を植えています。

また、この団体はイオンがずっと支援し続けている団体でイオン店舗でお客さまに苗木をお渡しして里親になってもらい、育ててもらった苗木をここに植えています。

ブランシェス本部の有志スタッフが苗木をお家で育てたものも植えられています。

今回のボランティアでは京都の子供たちが植えてくれた場所の横に、ツツジの木とハマナデシコを植えました。

継続して参加していると、何もなかった場所に復興住宅が建っていたり、学校の校庭からやっと仮設がなくなったという話を聞いたり少しづつですが、前にすすんでいる様子が伺える事がすごく嬉しいです。

雨の中の植樹終わり

 

大島の語り部さんが、おっしゃっていたことがとても印象的でした

「震災が、起こった当初はボランティアもたくさん来て、支援してくれる企業もたくさんいましたが、日が経つにつれて、継続して支援してくれる企業はほんとに少なくなった。そんな中、イオンは継続をしてくれていてほんとうに感謝している」

また、
「津浪でたくさんの人の命が奪われたけど、誰も海を恨んでいません」
「これからも、海と共に生きていく」
と、おっしゃっていた言葉がとても心に残っています。

震災の教訓を忘れず、これからもブランシェスでできる事を継続してまいります。

 


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