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冬至にかぼちゃを食べたり、ゆず湯に入るにはキチンと理由があるのです

日本では現在のカレンダーが使用される明治5年までは、太陰暦といって月のみちかけで、暦を確認していました。
冬至とは、この暦の中のひとつです。

太陰暦を使用していた時代に季節を表す工夫として考えだされ、1年を24等分しその期間の区切りと区切りに名前がつけられました。

今年の冬至の日は12月22日です。

では、冬至とはどんな日でしょうか?

冬至とは?
北半球では、1年で1日のうち太陽の位置が最も低くなり、日照時間が一番短くなる日です。
この日は、最も昼が短く、夜が長くなる日です。
冬至の説明
(画像引用:うしちこ母のイラスト素材

夜って、真っ暗でちょっと怖いと感じることがあります。
特に、昔は今のように、電気がなく街灯もない時代、寒くて暗い時間が長いのは怖いなぁ、嫌だなぁと感じたようです。
しかし、この冬至の日を境に、翌日から昼の時間が少しずつ増えていきます。

春に向って、暖かい太陽の時間が増えることは、農耕民族の日本人にとって、食物を育てるために必要な太陽の恵みに感謝する意味もあります。

ですから、家族みんなでお祝いしました。
それが、冬至の日です。

冬至の日に、かぼちゃを食べたり、ゆず湯に入るのはなぜ?

かぼちゃ
冬は太陽があたる時間も少なく作物が育ちにくい時期です。
夏が旬のかぼちゃは、冬まで保存がきき栄養たっぷりな野菜。
皮膚の粘膜を守るカロチンやビタミンも豊富なので、薬のない時代は、冬に健康に過ごすため、このかぼちゃを家族みんなで食しました。

また、かぼちゃの中の色は黄色です。
昔から、黄色は邪気を払う色と言われていました。
ゆずもおなじく黄色です。

ゆずと桶

これから一年健康に、家族とすごせますようにと、ゆず湯に入ります。
ゆずの成分には皮膚を保護し湯上りの保温効果も抜群です。
また、香りにはリラックの効果もあります。
その他の冬至の習慣や食すと良いもの、かぼちゃ以外に、あずきを食べるとよいといわれています。
朱色も魔除けや邪気を払う色というのが理由です。

 

かぼちゃとあずきを炊いた煮物「いとこ煮」【ママと子供の食育レシピNo.21】

かぼちゃとあずきの煮物
そして、かぼちゃとあずきを「めいめい」たいて、「おいおい」合わせることで、かぼちゃとあずきを炊いた煮物を「いとこ煮」といいいます。

これを食べると邪気を払います。

昔は、病気など悪いことはすべて鬼が運んでくるといわれ、これを食べて邪気も払って滋養もつけました。
ぜひ、皆さんも今年はいとこ煮を作って食べてみましょう。

そしてもうひとつ、冬至に「ん」のつく食べ物を食べると、運気がアップするといわれています

かぼちゃはなんきんともいいますよね
「ん」がダブルでつきます。

他にも、「ん」がつくものには、れんこん、だいこん、にんじん、ぎんなんなどありますね。
しっかりとって健康的に運気もアップして冬至を過ごしましょう。

 

講師:野間口祐喜子さん

◯電話支援業務FREC2期メンバー
◯食育講座
◯キッズキッチン教室
◯だしとり体験教室
などで活躍。

 

You are what you are eat.

「自分の身体は、今まで食べたものでできている」

「あなたは何を選んで食べますか?」

「食べる力、選ぶ力」を子供から大人まで育てたいと思っています。

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